カレントテラピー 29-11サンプル

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肺癌において期待される新しい治療肺がんに対する免疫療法(免疫細胞療法とがんペプチドワクチン療法)東京大学大学院医学系研究科呼吸器外科教授中島淳●67治療薬解説EGFR-TKI―肺癌における使い方と今後の展望―Ke....

肺癌において期待される新しい治療肺がんに対する免疫療法(免疫細胞療法とがんペプチドワクチン療法)東京大学大学院医学系研究科呼吸器外科教授中島淳●67治療薬解説EGFR-TKI―肺癌における使い方と今後の展望―Key words岡山大学病院血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科市原英基●73今月の表紙血管新生阻害剤の適正使用―ベバシズマブを中心に―虎の門病院呼吸器センター内科花田豪郎●78非小細胞肺癌における維持治療(メンテナンス治療)九州大学大学院医学研究院呼吸器内科分野准教授高山浩一●79新しい肺癌診療ガイドラインの考え方座談会弘前大学医学部循環器・呼吸器・腎臓内科助教當麻景章●80肺癌:進行非小細胞肺癌の個別化治療の考え方――――――――●82司会高橋和久出席者長谷川好規バックナンバー次号内容目次佐々木治一郎順天堂大学医学部呼吸器内科学講座教授名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座呼吸器内科学分野教授北里大学医学部呼吸器内科学准教授――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●92――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●93CTスキャンイギリスの医学切手のひとつでCTスキャン像が描かれている.カラーCTで,左腎臓近傍の大きな腫瘍像が判読できる.英国EMI社の研究者であるゴッドフレイ・ハンスフィールド(GodfreyHounsfield)によってCTスキャンが発明されたのは1971年のことである.10月1日,ロンドンの病院で脳のう瘍の患者で撮影された.彼は英国の電気技師であり,レーダー技術やコンピューター技術を専門としており,医学の専門家ではないが,1979年にこのCTスキャンの発明によりノーベル医学生理学賞を受賞した.彼の名前はまた,放射線の透過性の単位に残っており,HounsfieldScaleといわれ,単位はHU(HounsfieldUnit)であらわされる.彼は生涯独身で,2004年,84歳で亡くなった.(東京大学医学教育国際協力研究センター教授北村聖)