カレントテラピー 32-6 サンプル

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エイズ予防June 2014Vol.32 No.6 6ブラジルのエイズ予防切手.2011年12月1日発行の8種連刷切手の一枚.ご存知のように12月1日はWHOが定めた世界エイズデーで,世界各国でさまざまな催しが行われている.後天性免疫不全症候群(aquiredimmunodeficiency syndrome:AIDS)は1981年に米国・ロサンゼルスの同性愛男性に初めて発見され,症例報告がなされた.現在は世界中で感染者は5千万人を超えるとも言われている.ヘルパーT細胞を標的とすることから,有効な免疫が機能せず,不治の病と思われたが,近年は,HAART療法などの有効な治療が開発され,必ずしも不治の病ではない.性感染症であるため,各国で,公衆衛生マインドを高め予防するような衛生運動が行われている.世界的にみて,サハラ以南のアフリカ諸国に多く,最近では中国,インド,インドネシアでも社会問題化している.ブラジルは決して頻度の高い国ではないものの,切手を通じた,親しみやすい図案のキャンペーンを行っている.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙新しい治療法経頭蓋磁気刺激療法─ 治療器としてのわが国への導入を目指して─杏林大学医学部精神神経科学教室講師 鬼頭伸輔 p.66治療薬解説SSRI, SNRI, NaSSAの特徴とその使い分け北海道大学大学院医学研究科神経病態学講座精神医学分野准教授 井上 猛 p.71Key words認知症とうつ病の関係順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学教授 新井平伊 p.78光トポグラフィー検査の診断補助の役割群馬大学大学院医学系研究科神経精神医学教授 福田正人 p.79難治性うつ病─ ECTの効果─山梨大学大学院医学工学総合研究部精神神経医学教授 本橋伸高 p.80双極性障害と統合失調症の関係─ 遺伝子研究からの考察─藤田保健衛生大学医学部精神神経科学助教 近藤健治 p.81座談会うつ病医療の課題─ 高齢社会を迎えて─ p.82司 会 樋口輝彦 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター総長出席者 三村 將 慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室教授    渡辺洋一郎 日本精神神経科診療所協会会長/医療法人渡辺クリニック院長特別座談会 提供:ノバルティス ファーマ株式会社実地臨床からみた糖尿病治療の工夫を考える─ 食事・運動療法から薬物療法まで─ p.94司 会 和田成雄 和田内科医院院長出席者 朝日寿実 浦田クリニック副院長    堀 宏之 射水市民病院内科部長    加藤 夕 済生会富山病院内科医長    福井道明 京都府立医科大学大学院医学研究科内分泌・代謝内科学准教授国内学会スケジュール… ……………………………p.103バックナンバー… ……………………………………p.104次号内容目次… ………………………………………p.105