カレントテラピー 34-2 サンプル

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世界保健デー1992年ナイジェリア発行の世界保健デーを記念した切手.意匠はあまり正確ではないものの,心臓の4室がわかる解剖図に世界保健機関(WHO)のロゴを配したものである.1992年の世界保健デーのテーマは「Heart Beat;The Rhythm of Health(心拍;健康のリズム)」であり,ナイジェリアはそれを記念して,この切手を含む4種類の切手セットを発行した.他の3枚は,血圧計2種類と,大血管および胸郭を描いたものである.近年,心臓疾患が増え,先天性異常に加えて,虚血性心疾患,不整脈などを患者に説明することが多くなってきている.さらに,心房細動を中心にカテーテル治療が一般化し,それらの説明にも恐らく大変な苦労があると思われる.学校で,生物や保健体育を通じて人体についての教育はされていると思われるが,わが国においても心臓の解剖に関して一般的に知られているかどうかは疑わしい.ナイジェリアにおいてこのような切手が発行された理由を慮ると,切手に解剖図を描くことにより一般人に対する健康教育にもなるとの配慮があったと思われる.そのため,シェーマとも解剖図とも判別のつかない図案で,心臓には4つの部屋があることを明らかにしている.子どもたちが,切手収集の趣味をもち,それを通じてさらにいろいろなことを学ぶ,そんな時代が懐かしい.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙February 2016Vol.34 No.2 2心室頻拍アブレーション後の薬物治療と植込み型除細動器治療杏林大学医学部付属病院循環器内科教授 副島京子 p.64代替療法心房細動レート治療の適応とアブレーション治療の棲み分け大分大学医学部循環器内科・臨床検査診断学講座教授 髙橋尚彦 p.69心室頻拍・細動に対する植込み型除細動器治療の現状と課題山口大学大学院医学系研究科保健学系学域教授 清水昭彦 p.75Key words心房細動アブレーション周術期の抗凝固療法桜橋渡辺病院心臓血管センター不整脈科長・内科部長 井上耕一 p.81心房細動アブレーション後のモニター法─再発の有無を正確に把握するための方策─東京医科歯科大学不整脈センター副センター長・循環器内科准教授 合屋雅彦 p.82ブルガダ症候群はアブレーション可能か?名古屋大学大学院医学系研究科循環器内科学准教授 因田恭也 p.83座談会進化するカテーテルアブレーション p.84司 会 奥村 謙 弘前大学大学院医学研究科循環器腎臓内科教授出席者 熊谷浩一郎 福岡山王病院ハートリズムセンター長    沖重 薫 横浜市立みなと赤十字病院心臓病センター長国内学会スケジュール… …………………………… p.95バックナンバー… …………………………………… p.96次号内容目次… ……………………………………… p.97