カレントテラピー 34-5 サンプル

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脳と眼のためのレーザー1988年にイスラエルで発行された医用工学の切手.意匠は眼と脳に対してレーザーを当てている図案で,レーザー照射器の図案が背景に配置されている.レーザー治療は,糖尿病の合併症である網膜症の治療に広く使われている.網膜剥離や黄斑浮腫,あるいは新生血管の治療などに使われている.さらに,レーザー治療は脳疾患の治療にも使われており,脳腫瘍を焼いたり,あるいはアルツハイマー病に対しては脳細胞の刺激・活性化のためにレーザー照射が行われている.今月の特集テーマである放射線療法では,ガンマナイフやエックスナイフ,サイバーナイフといった定位放射線治療や,重粒子線治療が開発されつつある.定位放射線治療には,“─ナイフ”という名がつくので放射線で腫瘍を切り取るイメージがあるが,実際は放射線を病変に集中させる方法である.手術のように病変だけを取り除き,周囲の組織を傷つけないことから,放射線手術と呼ばれたり,“─ナイフ”と名づけられている.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙May 2016Vol.34 No.5 5放射線治療と他治療との併用化学療法・分子標的薬との併用治療の動向大阪大学大学院医学系研究科放射線治療学教室特任講師 高橋 豊 p.68医療技術解説画像誘導・動体追跡放射線治療山口大学大学院医学系研究科放射線腫瘍学講座助教 椎木健裕 p.75Key words連続回転強度変調放射線治療(Volumetric Modulated Arc Therapy:VMAT)東京大学医学部附属病院放射線科放射線治療部門特任助教 名和要武 p.81線量体積ヒストグラム(Dose Volume Histogram:DVH)広島大学大学院医歯薬保健学研究院応用生命科学部門放射線腫瘍学特任教授 西尾禎治 p.82医学物理士東京女子医科大学放射線腫瘍学講座教授・講座主任 唐澤久美子 p.83座談会放射線治療をどう選択するか p.84司 会 白博樹 北海道大学大学院医学研究科放射線医学分野教授出席者 根本建二 山形大学医学部附属病院長,放射線治療科科長    茂松直之 慶應義塾大学医学部放射線科学教室教授バックナンバー… …………………………………… p.94次号内容目次… ……………………………………… p.95国内学会スケジュール… …………………………… p.96読者アンケート… …………………………………… p.97