カレントテラピー 34-6 サンプル

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ウシインスリン人工合成成功50周年中華人民共和国(中国)から2015年9月19日に発行された「ウシインスリン合成成功50周年記念切手」.表題には1965 - 2015という期間が記載されている.意匠は中央にインスリンの結晶の拡大像,左に報告論文(科学通報)が描かれ,背景として顕微鏡とフラスコ・試験管がシルエットになっている.トロント大学のBantingとBestがイヌ(後にウシ)の膵臓からインスリンを発見し,Bantingは1923年にノーベル賞を受賞した.その後,Sangerはウシインスリンの一次構造を特定し1958年にノーベル賞を受賞した.以後,ウシインスリンの合成は米国,ドイツ,中国のグループによりそれぞれ計画,研究された.その結果,1965年に中国科学院生物科学研究所・有機化学研究所・北京大学化学系のグループが,ウシインスリンの合成に成功した.この研究は,ペプチド合成科学分野で特筆されるものであり,また,東洋でなされたという意味でも大きな意義があると思われる.論文が切手になることはきわめてまれで,もし読めたら中国の印刷技術の粋をきわめたものと思われる.東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター教授北村 聖今月の表紙June 2016Vol.34 No.6 6食事療法における新たな視点食事療法におけるサプリメントの意義と問題点女子栄養大学教授 蒲池桂子 p.72肥満の外科治療四谷メディカルキューブ減量・糖尿病外科センター 春田英律 p.77治療薬解説SGLT2阻害薬による心血管疾患抑制効果(EMPA-REG OUTCOME study)滋賀医科大学内科学講座(糖尿病内分泌・腎臓・神経)学内講師 森野勝太郎 p.83Key words糖尿病腎症の食品交換表 第3版刊行にあたって虎の門病院内分泌代謝科部長 森 保道 p.88ポリフェノールお茶の水女子大学寄附研究部門「食と健康」寄附研究部門准教授 岸本良美 p.89座談会糖尿病における食事療法を考える─食事療法の個別化を目指して─ p.90司 会 宇都宮一典 東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授出席者 佐々木 敏 東京大学大学院医学系研究科社会予防疫学分野教授    石田 均 杏林大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌・代謝内科教授バックナンバー… ……………………………………p.102次号内容目次… ………………………………………p.103国内学会スケジュール… ……………………………p.104読者アンケート… ……………………………………p.105