カレントテラピー 36-11 サンプル

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カレントテラピー 36-11 サンプル

Current Therapy 2018 Vol.36 No.11 291069あげた体勢にする.通常,まず頸動脈を短軸で見える範囲で広く心臓側から頭側に走査し,血管の走行,頸動脈分岐部,プラークの存在部位を確認する.長軸像で観察する際には,なるべくプローベと血管を平行に描出する.長軸,短軸ともに斜め前方,側方,斜め後方と多方向から観察する.ドプラ法で血流速度を計測する場合は,血管を斜めに傾け超音波ビームと血流の角度が60度以内にして角度補正が少なくなるように描出する.Ⅲ 頸動脈IMTIMTは血管壁に沿って二層構造で観察され,正常では1.0mm以下である.早期動脈硬化病変では1.1mm以上でびまん性に肥厚してくる(図1A).内膜中膜壁から内腔へ突出する隆起性病変はプラークと診断され(図1B),頸動脈IMTというと,プラーク厚を含めた頸動脈各部位のなかでの最大IMTを示すことが多い.欧米の大規模研究での測定法に準じて総頸動脈,頸動脈分岐部,内頸動脈の各部位の遠位壁,近位壁の最大IMTを各1点ずつ計測し,左右合計aCCAICABIFbca1b1c1内膜中膜複合体厚(IMT)プラークACB図1 頸動脈内膜中膜複合体厚と頸動脈プラークA:頸動脈IMT,B:頸動脈プラーク,C:両側内頸動脈(S1),頸動脈分岐部(S2),総頸動脈(S3)の遠位壁,近位壁の最大IMTの平均値(MeanMax IMT).Mean Max IMT=(a+a1+b+b1+c+c1+対側)/12.