カレントテラピー 36-12 サンプル

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16 Current Therapy 2018 Vol.36 No.121164な時に一時的に取得しWeb表示する分散保存システムが多い.一方,筆者の開発した「おしどりネット」ではシンクライアントシステム基盤を用いるためサーバセンターにデータを保存している.サーバセンターでは世界標準のIHE -XDS・XDS -Iで管理している.「おしどりネット」については図4で説明する15).地域医療連携における画像については,一般的には各病院のDICOMサーバからの取得になるが,画像データが大きいことから圧縮したJPEG画像のみを送信する場合とそれに加えて,後でDICOM画像を送付する場合がある.JPEG画像は先鋭な信号の劣化と階調の制限,画像に関する情報の欠損がある.「おしどりネット」では専用回線で登録時以外は夜間転送にてDICOM画像をセンターサーバに収集し,シンクライアント基盤で劣化なく表示する.・名寄せの仕組み地域医療連携では各病院で保存する電子カルテと画像情報などを患者毎にまとめて表示する.日本では各病院の患者診療情報は基本的には患者ID番号で保存されており(病院によっては電子カルテ系と画像系のID番号が異なる場合も存在する),A病院では5番,B病院では6番と異なった番号の情報が存在する.患者のそれぞれの病院毎(あるいはサーバ毎)の患者IDの表が必要である.IHEではこの名寄せの表データをPIXという仕組みで表示する.また,名寄せのための患者情報,生年月日,住所,病名等を取り出す仕組みをPDQとして用意している.なお,Referencehosp.Tottori Univ. Hospital Server Room Informativehosp.Home careS Hosp. ProviderData Flows of Oshidori-NetShimaneDomainX Hosp.SBC ClientA Hosp.EPR ServerPACS ServerHomecareproviderSystemServerSS-MIX2ServerC Hosp.EPRServerPACSServerDICOMSS-MIX2ServerD Hosp.EPRServerPACSServerDICOMEPR client, PACSclientUserManagerXDSRegistry IHE PIX managerSBC Server for XDS &XDS-IDocumentRepositoryXDSSourceSS-MIX2GWDocumentConsumerXDS-IRepositoryXDS-ISourceDICOMGWXDS-IConsumerDocumentViewerXDS-IViewerLogStoragePatient IdentifierCross referencingManagerPortal serverSBC Server for A Hosp.Homecare system clientSBC Server for Healthcare P.RemoteDeskTopSBCClientDedicatedLine図4 おしどりネットのサーバと接続図の中央はセンターサーバ,左が参照病院,右が情報提供病院を示す.参照にはシンクライアントシステムのクライアントソフトが必要.診療所,モバイルでは通信暗号化のためのVPNソフトが必要.センターサーバのポータルサーバにアクセスし,患者選択後,中央左側のシンクライアントサーバ(SBCサーバ)に接続される.上のSBCサーバ上には情報提供病院の電子カルテ,PACSの端末ソフトが載っている.2段目のSBCサーバには介護システムの端末ソフトが稼働する.最下段のSBCサーバには電子カルテ参照用のDocument Viewer,画像のXDS -Iviewerが載っている.これらはXDS,XDS -IのビューワでXDS registryのインデックスを参照に電子カルテのDocument Repositry,画像のXDS -Irepositoryからデータを取得する.これらのIHE - XDS,XDS - I系は患者登録時にポータルサーバ下のPIX(Patient Identifier Crossreferencing)managerに患者の受診する病院各サーバ毎のID番号を登録し,このデータをもとに下のSS -MIX2-GWが各病院のSS -MIX2サーバから患者情報を取得し,DICOM-GWが各病院のDICOMサーバから画像を取得する.各GWはシステム上の統合IDにIDを変換し,registryと各repositoryにデータを収納する.