カレントテラピー 36-6 サンプル

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78 Current Therapy 2018 Vol.36 No.6580サイト(http://www.pips.sgul.ac.uk/)にアクセスし,必要な項目を選択,数値を入力するとスコアが算出される.日本でもBabaら9),10)の研究で前述の3つの環境において再現性が確認された.ただ評価項目が多いため,日常で主治医が簡便に使えるものではないことから,緩和ケアチームに相談していただくほうがよい.PaP score余命が1カ月の時期になっても,意識が清明で身の回りのことが自立していると,患者・家族は,いよいよその時期が来ていることを意識しにくい.特に苦痛が取れて,必要な生活サポートが入り患者が全身倦怠感食欲不振疼痛便秘不眠呼吸困難悪心・嘔吐混乱死前喘鳴腹水不穏腸閉塞100755025030 15 死亡生存期間(日)(n=206)60 45累積頻度(%)図4主要な身体症状出現からの生存期間〔参考文献4)より引用〕01234567ADL Dependencies ADL DependenciesSudden Death(n=649) Cancer(n=897)0123456712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1Organ Failure(n=817)Months Before Death12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1Months Before DeathFrailty(n=837)図3Dependent Activities of DailyLiving(ADLs)for Each MonthCohort, by Trajectory Group〔参考文献11)より引用改変〕