カレントテラピー 36-9 サンプル

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Current Therapy 2018 Vol.36 No.9 63治療薬解説895テゾリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセル(A群),アテゾリズマブ+カルボプラチン+nab -パクリタキセル(B群),カルボプラチン+nab -パクリタキセル(C群)を比較する第Ⅲ相試験(IMpower 131試験,図2)が行われた10).主要評価項目は,PFSとOSであった.PFS中央値はB群が6.3カ月,C群が5.6カ月,ハザード比 0.71(95%信頼区間:0.60-0.85),p=0.0001とB群で有意に良好であった.PD-L1 high(TC3 or IC3)のサブグループにおけるハザード比は0.44(95%信頼区間:0.27-0.71),PD-L1 low(TC1/2or IC1/2)ではハザード比 0.70(95%信頼区間:0.53-0.92),PD-L1陰性(TC0 and IC0)ではハザード比 0.81(95%信頼区間:0.64-1.03)であった.OS中央値はB群が14.0カ月,C群が13.9カ月,ハザード比0.96(95%信頼区間:0.78-1.18),p=0.6931であった.3 IMpower 132試験未治療の進行NonSq患者を対象としたアテゾリズマブ+プラチナ+ペメトレキセドとプラチナ+ペメトレキセドを比較する第Ⅲ相試験(IMpower 132試験)も進行中である.未治療非扁平上皮癌アテゾリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセルアテゾリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセル+ベバシズマブIMpower 150カルボプラチン+パクリタキセル+ベバシズマブアテゾリズマブアテゾリズマブ+ベバシズマブベバシズマブ未治療扁平上皮癌アテゾリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセルアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab -パクリタキセルIMpower 131カルボプラチン+nab -パクリタキセルアテゾリズマブアテゾリズマブ経過観察未治療非扁平上皮癌ペムブロリズマブ+プラチナ+ペメトレキセドプラセボ+プラチナ+ペメトレキセドKEYNOTE 189ペムブロリズマブ+ペメトレキセドプラセボ+ペメトレキセドKEYNOTE 407PD後ペムブロリズマブを許容PD後ペムブロリズマブを許容未治療扁平上皮癌ペムブロリズマブ+カルボプラチン+パクリタキセル(nab -パクリタキセル)プラセボ+カルボプラチン+パクリタキセル(nab -パクリタキセル)ペムブロリズマブプラセボ図2IMpower 150試験,IMpower131試験,KEYNOTE 189試験,KEYNOTE 407試験の試験デザイン