カレントテラピー 36-9 サンプル

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患者安全の日2013 年,ウルグアイで発行された「Day of Patient Safety」を記念した切手.意匠は中央に地球(もちろんウルグアイが正面,日本は見えない)とアスクレピオスの杖を描き,左下には緑のリボンが描かれている.右下にはCerreos URUGUAY(ウルグアイ郵便)の文字が書かれている.この切手には不思議な点が2つある.一つは緑のリボンである.「GreenRibbon」は移植医療の推進に使われることが多く,一部では環境保護運動にも使われる.医療安全,あるいは患者安全に使われているのを筆者は知らない.国際的に認められているのか,あるいはウルグアイだけなのかもわからない.もう一つの不思議は発行日である.患者安全の日記念として4月11日に発行されているが,国際的には特段記念日と決められた日ではない.WorldPatient Safety Dayとされているのは12月9日であるが,その理由はわからない.またInternational Patient Safety Dayというのも別にあり,9月17日のようである.またその理由もわからない.わが国では医療安全習慣を11月25日を含む1週間と定め,「患者の安全を守るための共同行動(PSA)」が行われている.なぜ,11月25日かというと,「いい医療に向かってGO」という語呂合わせのようである.国際医療福祉大学医学部長北村 聖今月の表紙September 2018Vol.36 No.99治療薬解説非小細胞肺癌に対するアテゾリズマブ(PDL1抗体)独立行政法人国立病院機構九州がんセンター呼吸器腫瘍科 野崎 要 p.60頭頸部癌に対するニボルマブなどの免疫チェックポイント阻害剤国立がん研究センター東病院頭頸部内科 榎田智弘 p.67悪性黒色腫に対する個別化治療─BRAF阻害薬か免疫チェックポイント阻害薬か─静岡がんセンター皮膚科医長 吉川周佐 p.73Key wordsバイオマーカーを用いたがんの診断と治療─CDK4/6阻害薬の開発,AIやフルベストラントとの併用/ER陽性─東海大学医学部外科学系乳腺・内分泌外科学講師 津田万里 p.77抗体薬物複合体の開発─トラスツズマブ・エムタンシン(T - DM1)/ブレンツキシマブ・ベドチン/HER2陽性─国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科/先端医療科 下村昭彦 p.78BCR - ABL遺伝子のkinase domain変異に対する薬剤開発近畿大学医学部附属病院臨床研究センター講師 平瀨主税 p.79座談会次世代シーケンスパネル(腫瘍検体,リキッドバイオプシーを含む)の承認とがんゲノム中核拠点等の体制整備 p.80司 会 藤原康弘 国立がん研究センター企画戦略局長/中央病院副院長出席者 河野隆志 国立がん研究センター研究所ゲノム生物学研究分野分野長    西尾和人 近畿大学医学部ゲノム生物学教授バックナンバー……………………………………… p.88次号内容目次… ……………………………………… p.89国内学会スケジュール……………………………… p.90読者アンケート……………………………………… p.91